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dornblatt
*samedi 8 décembre 2007

【 今宵はちょっと懐疑的になってみる 】

—— j
宵は「半身浴は体に良い」について懐疑的になってみる。
これを私の前で語ったのが、素敵な女性であったなら、何の疑問も持たずに頷いたかもしれないのですが、運の悪いことに、これを最初に私に突きつけた女性は、私の母でした。
当時語られていた「半身浴は体に良い」というのは、「全身浴(?)は体に悪い」ということの裏返しとして語られていました。簡単にいえば、全身を湯船に沈めると、大きな水圧で血圧が上がり、それが心臓や細い血管に負担となって健康によくない、というものです。これだけ聞くと至極まっとうな理屈なような気もします。
が、私にはどうしても「プールはどうなのよ?」という疑問を払拭することができません。ある人たちが日々通っているプールは、きっと冬には温水プールに違いありません。だとすると、それはぬるいお風呂と同じです。
もし温度の違いが問題であるのであれば、全身浴が悪者なのではなく、熱い温度にこそ罪を問わねばなりません。
TVなどでお医者さんが「全身浴は健康に悪い」と語るその口で、同時にプールで泳ぐことも同罪だと断じないのは、もしかして文部科学省からの圧力なのだろうか、と勘繰りたくもなってしまいます。
さて「半身浴は体に良い」にもうひとつ疑問があるのは、人間には負荷をかけることによって、鍛えられるという側面があることについて、なにも考慮されていないことです。
もしかしたら、子供のころから日々、肩まで湯につかることで、急激な血圧上昇という経験を積み重ねることにより、血圧変化への抵抗力がつき、それが日本人の長寿へ貢献していないとも限らないわけです。
もし、この根も葉もない屁理屈が正しいとすると、幼少からある年齢までは全身浴をしたほうが、健康に良いということも成り立つことになります。
これらの疑問を「半身浴は健康に良い」と語った母に、矢継ぎ早にぶつけたところ、いらい母は、私のお臍の位置について、とても懐疑的なのでございます。
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