
dimanche 18 février 2007【 MeiryoとIE7との不明瞭な関係 】
—— Jalopy
Windows Vistaにメイリオ(Meiryo)というフォントが新しく入りました。Vista標準フォントという位置づけだそうです。
あまりよいこととはいえないでしょうが、ネットでダウンロードできるところがあるので、落としてくればVistaでなくても利用することができます。(入れてみましたが、XPなどで本領を発揮するには、ClearTypeを有効にする必要があります。)
このフォントは、ディスプレイと個人の好みと、そして慣れによって評価が大きく分かれるものと思いますので、それはちょっとこっちへ置いておいて——
メイリオをIE既定のフォントに指定した場合、字間と特に行間が広くとられているため、サイトの表示が今までより間延びした感じになる場合があります。
これは行間など全然気にしないで文章が載せられていたサイトでは読みやすくなって喜ばしいかもしれませんが、逆に行間がきちんと設定してあるサイトにとって、バランスが崩れる可能性があります。
また、文字だけの行と、文字と画像が並んでいる行とで、本来同じ行高であるはずのところがずれることがあります。
もうひとつメイリオとIEとの組み合わせには妙な癖があって、細かいところを気にするサイト運営者にはちょっとした難問を突きつけます。
IEの既定フォントにメイリオを指定した場合、フォームのボタンが異様に大きくなるうえ、文字が上(または下)に寄ってしまいます。ところが不思議なことに、サイトの側でCSSで、表示フォントにメイリオを指定してやると、ボタンの中央にきれいに表示されるようになります。
本来文章などのフォントは、サイトの側が指定するのではなく、利用者がブラウザで指定するのが基本だと思うのですが、上のようなことを考えると、ついサイトでフォントを指定したくなる誘惑に駆られます。
しかしこのフォント最大の問題は、一度メイリオの表示になじむと、昔のWindowsのフォントがとても汚く見えてくることです。
対してメイリオの文字バランスやClearTypeを嫌う人にとって、どうにもこのフォントは受け入れがたいであろうことも、想像に難くありません。
メイリオが万人にとって受け入れられるフォントであれば、サイトのほうでそれを指定して、それに合わせて調節するということに、ためらいも小さいのですが、上でも述べたように、評価の分かれそうなフォントのため、はたしてサイトで指定してよいものかどうか。
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