db
dornblatt
*dimanche 28 janvier 2007

【 一杯のデコポンをどうぞ 】

—— j
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人のお父上が入院され、そのお見舞品として病室にあったデコポンを友人がもらってきたらしく、そのお裾分けが私のところへきた。
記憶が確かならば、人生で二度目の対面。見かけによらず、果肉を包んでいる皮もやわらかく、とても美味い。
デコポンについてはWikipediaのデコポンlinkのページを読んでいただくとして、そこにも書いてあるとおり、不知火という品種名の生産果実の中から、糖度が13%以上、クエン酸1%以下のものだけに「デコポン」という名称が許されているのだそうです。
確かに、みずみずしく酸味もあって甘いとあれば、果物として美味しさ間違いなし、というところなのでしょうが、私には微妙に少し甘すぎます。
なんでしょう。世の中はそれほど甘みに飢えているのでしょうか。それとも慢性的な甘みに浸っているうち、生半可の甘みでは美味しいと思えなくなってきているのでしょうか。
なんでもかでも「甘い=美味しい」みたいになっていく気配を味わっていると、“ほのかな”という言葉が、だんだん死語になっていくのであろうと、ひとりデコポンの皮を眺めながら思う、日曜の午後。
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