
jeudi 13 avril 2006【 教育基本法で愛を奏でる 】
—— 虚貝
人はなぜに、こうまでして何かを愛せよと押しつけたがるものだろう。「愛」などという美しく響く言葉とて、煎じ詰めればフェティシズムであり、最終的に倒錯に行き着く。
ある人や物への「愛」が仮にあったとし、それが結果倒錯したとしても、それはその人や物が存在しているあいだだけのことであり、その人や物が存在をやめれば終焉をむかえる。
しかし愛の対象が不滅のものとなると、その倒錯は終焉することもなく、永遠のものとなる。
神も然り、国も然り。終わることなき倒錯は、ある人達にとって、それはそれは甘美なものに違いない。
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