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dornblatt
*vendredi 31 mars 2006

【 類型的思考 】

—— プシュ
占いなどの「類型的思考」についてです。テレビの番組のなかでも、各星座ごとの今日の運勢などを、見かけることがありますが、程度の差はあれ、けっこう参考にしている人がいるのかもしれません。
ここでいう類型的思考とは、いわゆる紋切り型の思考のことではなく、いくつかのグループ分けをして、それに対して、人間の性格や特徴の相関をみるという思考のことです。
血液型による性格判断に代表されるような、思考パターンのことです。血液型の性格類型は、4つの血液型に、人間の性格や特徴を当てはめたものです。全人類が4つに分類されるというのが、かなり乱暴な思考ではありますが、根強い支持があるようです。
この4つを12にしたのが、干支や星座占いです。ただ、干支の場合、同じ年の生まれが皆、同じ干支に属してしまうので、さすがに現在では、「あの人は寅年生まれだから、気性が荒いのよ」などと、口にする人は少なくなっています。
星座占いとなると、今でもそこそこのファンがいるのではないでしょうか。これも、同じ星座に属する人が皆同じような運勢だったり、性格だったりするというのに、やや無理があります。
ではなぜ人はこのような類型的思考にはまってしまうのかといえば、人間の性格や特徴が両義的だからです。
人の性格は、明るいか暗いかなどの二分法になじみません。強いていえば、明るくて暗い性格、慎重で大胆、飽きやすく粘り強いなど、濃淡の違いがあるにせよ、普通ある特徴の両面を持ち合わせているからです。
仮に、「魚座の性格が夢見がちでロマンチスト」とされているとすれば、その人の夢想的な側面にスポットライトが当てられていることになります。
実際の人の性格は、極めて現実的な面があると同時に、夢想的な面も持っているものです。したがって、「魚座の性格は打算的で現実的」とされても、同じような支持があるのではないでしょうか。
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