
mercredi 15 mars 2006【 桃太郎 】
—— プシュ
友人から、野菜や果物をよくいただきます。この時期私が秘かに楽しみにしているのは、トマトです。このトマトは、専門のトマト農家の方が栽培したもので、普通売っているトマトとは違って、完熟してから収穫されているため、そのトマトの色の鮮やかなこととその大きさは、実に見事です。味もまた格別で濃厚なトマトの味がしますので、何もつけずにそのままの味を愉しんでいます。
トマトは大きく分けて、「ピンク系」と「赤系」とがあります。日本のトマトの約8割は、完熟しても色づきが浅いピンク系トマトで、「ファーストトマト」や「桃太郎」などが、ピンク系の代表です。
赤系トマトは、ケチャップやトマトジュースのなどの加工用が主流ですが、最近では、イタリア料理の流行を背景に、真っ赤に熟した赤系が店頭でも見かけられるようになりました。ピンク系とは品種が異なり、皮が固く真っ赤な色が特徴です。
栽培方法も異なります。生食用のピンク系は、支柱で茎を支えながら脇芽を積み、上へ上へと伸びるように育てられ、ビニールハウスにも適しているため、一年中収穫が可能です。一方、加工用の赤系は、栽培コストの削減とより多くの日光を浴びることができるように、支柱を使わず地面を這わせるように育てられます。
収穫時期もちがい、ピンク系は、わずかに色づきはじめた頃に収穫して、店頭並ぶまでに少しずつ赤みが増していきます。赤系は、真夏に真っ赤に完熟してから、収穫されます。赤みを増すにしたがって、栄養成分も増加し完熟期には、ピンク系に比べて、リコピンは約3倍、ビタミンCは約2倍、食物繊維は約1.5倍になります。
友人からのトマトは、ピンク系の桃太郎だそうですが、まさにピンク系の女王ともいうべき風格すらあります。
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