db
dornblatt
*mercredi 5 octobre 2005

【 綺麗なドレスは好きですか? 】

—— j
ス・インターナショナルの世界大会が東京都内で開かれた、という記事の見出しをネットで見、そのまま素通りしようとしたとき、ふとその艶やかなと申しますか、華やかなと申しますか、ドレスの写真に目がとまりました。
私自身は女装の趣味はない(と思う)のですけれども、このきらびやかなドレスというものには少し惹かれるものがあります。
普通の女の人が、実際の生活の中で、はたしてこのような派手なドレスを着る機会というのが、どれほどあるのかはわかりませんが、男の私としては、このようなきらびやかな衣装を身に着けるということなど、まったく想像すらできません。
極端な言い方をすると、このような華美な衣装を着るということは、逆にまったく何も着けずに外出するのと同じで、とてつもない非・日常をまとうようなものだと想像するのです。
そういうことができる、または実際するしないは別としても、社会的に許されているというところが、少し羨ましくもあります。これについては、フェミニズムの立場からいえば、少し違う見方になるのかもしれませんけれども。
さきほど女装の趣味はないといいましたが、私には女装した写真が一枚だけあります。
まだ小さな子どもだったころ、正月に親戚の家に行き、従姉のお姉さんの着物姿を見て、自分も着たいと泣いて駄々をこねたのだそうです。仕方なくお姉さんが着物を脱いで貸してくれ、それを着て髪飾りをつけた私が、ベランダで満足げに写っているという写真です。
このことがら自体は私の記憶にまったくないのですが、写真に残った自分と、同じ着物を着たお姉さんの写真とを並べて見るたび、心臓が悪くて15才で死んでしまったそのお姉さんを懐かしく想い出すのでした。
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