db
dornblatt
*jeudi 29 septembre 2005

【 アゴーギグ 】

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楽を聴いていて、頭の中でメロディを追っているとき、そのイメージとくらべ、ほんの微かに遅らせて演奏されると、とてもしびれるときがあります。
私は音符が読めるわけではないので、もしかしたらそのように演奏するよう、楽譜で指示されているだけなのかもしれませんけれども。
私の中学時代の音楽の教師に、1年間まるまるリコーダー(縦笛)の演奏だけをさせるという授業をされる方がいました。
音楽の授業中や放課後などに自由に笛の練習をして、好きなときに教師のもとへ行って演奏をし、合格だと次の課題へ進むというものです。成績はその課題のクリア度だけで決まり、中間や期末試験は形式的なものでした。
演奏では、音を間違えるとその時点で失格なのは当然として、特に厳しくチェックされるのが、音の長さなんです。音符には決められた長さというものがあり、音を出す長さはそれ以下でもそれ以上でもいけない。テンポが狂ったり、音の長さがずれても失格なわけです。
ピアノやほかの楽器を習っていた生徒にとっては当たり前のことだったのかもしれませんが、楽譜などまともに見ることのなかった私にとって、楽譜には「意味」があるのだということを教えてくれた、貴重な1年でした。
朝から音楽を聴いていて、そんなことを思い出したのでした。
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