
dimanche 21 août 2005【 時計の文字盤とローマ数字 】
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長いあいだ腕時計を持たない生活をしてきました。これがなかなか不思議なもので、なければないで特段の不便も感じずに生活できるものなのでしたが、ある時、ふと一緒に歩いていた友人に「今何時?」とたずねることが何回かあってから、なんだか俄然、腕時計がないことに不便を感じるようになったのでした。
しかし考えてみると、時間がわからなければ困るというわけでもなく、たんに知りたいときに「時刻」というささやかな情報が得られないという、ただそれだけのことなので、不便というのとは少し違います。いうなれば、どうにもこう左腕のあたりが寂しく感じられてくる、とでも申しましょうか。
主義主張で腕時計を持っていなかったわけではないので、こうなってはさっそく腕時計を購入するしかありません。
文字盤がごちゃごちゃしている感じもしますが、私はローマ数字好きのため、どうしてもローマ数字が使われている文字盤に惹かれます。ということで時計数字ともいわれるローマ数字が使われている腕時計を買いました。
ところで、時計で使われるローマ数字の「4」は、“IIII”であることが多く“IV”ではありません。これは14世紀のフランスのシャルル5世が、自身の名前の5=Vという数字から1を引くという形の“IV”が気に入らず、パリの時計塔の文字盤を“IIII”に変更させてからだという説があるそうですが、Wikipedia
ではシャルル5世の説はのってなくて、諸説の中のひとつとして、ルイ14世が“IV”を禁じたということになっています。
さて腕時計を手に入れたものの、長いあいだ時計を腕にはめるという習慣から遠ざかっていたため、部屋に置いてきぼりをくらうことのほうが多い腕時計なのでした。
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